コラム
2026年06月05日
リゾート不動産関西のリゾート不動産の特徴と売却方法

関西でリゾート不動産といえば、淡路島、白浜、琵琶湖周辺、有馬・六甲山系、京都北部の海沿いエリアなどが代表的です。
一般住宅と違い、景観や非日常感、セカンドハウス需要を前提に取引されるため、価格の決まり方や売却の難しさにも独特の特徴があります。
ここでは、関西のリゾート不動産の特徴と売却のポイントについて解説します。
関西のリゾート不動産の特徴
需要が限られる
関西のリゾート不動産は、立地の魅力が強い一方で、需要が限られるのが特徴です。
「海が見える」、「温泉に近い」、「自然が豊」かといった魅力がある反面、
普段住みの実需とは異なるため、買主層は狭くなりやすく、売却に時間がかかる傾向があります。
価格だけで判断されにくい
眺望や道路条件だけでなく、
・管理費
・修繕積立金
・温泉基本料
・別荘地管理費
などの維持コストが買主の判断を大きく左右します。
国土交通省も、リゾートマンションでは管理費や修繕積立金の滞納増加により管理不全に陥る事例や、良好な管理が困難となっているケースがあると示しています。
実際には、購入価格よりも「所有し続けるためにいくらかかるか」が重視されるケースも少なくありません。
「安い=売れる」ではない
リゾート不動産は「安い=売れる」はありません。
新潟県湯沢町周辺では、バブル期に高値で分譲されたリゾートマンションが供給過剰や維持費負担の問題から、大幅に値下がりし、10万円程度まで下がっても買い手がつきにくいと報じられています。
つまり、リゾート物件は購入価格よりも、「将来いくらで手放せるか」が重要な不動産と言えるでしょう。

関西のリゾート不動産の売却方法
高値スタートしすぎない
売却方法として大切なのは、まず高値スタートしすぎないことです。
欲しい人には刺さっても、興味がない人には全く響かないため、強気すぎる価格設定は長期化の原因になります。
周辺相場だけでなく、競合物件、維持費、季節要因まで踏まえて現実的に売り出す必要があります。
魅力と現実をバランスよく伝える
さらに、「海が見える」「自然が豊か」といった特徴だけでなく、「大阪市内から車で約○時間」「釣りやBBQの拠点になる」「週末利用に適している」など、利用シーンが想像できる見せ方も重要です。

リゾート不動産の売却は、夢を見せつつ、維持費や管理状況は現実的に伝えることが大切です。
このバランスが成約への近道になります。



